いつも不思議に思うのだけど、わたしはCDの曲名や、本のタイトルや見出しをほとんど見ないということだ。
CDでも何曲目の曲、というのは覚えているんだけど、タイトルはいっさい覚えてない、というより、見ようとした記憶すらない。
本を読んでいても、本文の小さい文字を読んでいると、ずーーっと同じサイズの文字を読み続けてしまい、「第●章 なにがし」 みたいな見出しは一切すっとばして読んでしまう。だから、えーっと、今は何の話題なんだっけ?ということになる。
授業のノートを取っていても、こまごまと内容をメモするくせに、その日の授業は何についての話題だったのかの記録が抜けている。
これらのことは、新しいタイプの信号機のランプが、私にはひとつの丸には見えず、単に粒々の集合に見えてしまうことに通じているのかもしれないが、要するに、木を見て森を見ない状態なんだろう。

いやもっと極端で、葉っぱを見て森を見ないくらい、細部ばかりが気になってしまっているかもしれない。
このせいかどうかはわからないが、常にこまごまとしたことが目に付いたり、気になったりするくせに、全体の流れが読めてないことも多々あり、自分が今、何をやっているのかという大見出しを意識的に頭の中に常駐させておかないと、行動が迷走してしまうことになってしまう。